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トルコ
ある朝

遠くに綺麗な塊を見つけた

美しい亡骸

外傷ひとつ無い小さな鶯

近付いてしゃがみこんで眺める

私もこんなに綺麗だったらなと…


幼少の頃共に過ごしていた十姉妹

雛がかえると

なにやらふやかした穀物のようなモノを

スポイトで与えた


だから私も


小さな土鍋で

粉砕した穀物を多めの水で練る

芳ばしいかおり

五感が研ぎ澄まされた頃の味覚は鋭く

本来の人間の在り方を知る

食べ物の有り難みを知る


力尽きた

鶯が教えてくれたこと



おかる




ルーター

あの頃

大抵

縁側に半分

転がって

ぱりぱりに乾いて

午後の柔らかな陽射しを浴びた

黄色



またこんなところで…

とか言いつつ

薄皮を剥がす


不規則に規則正しく羅列する



水分を閉じ込めた粒が集まると

また少しパサつく


それはまるで


あざとい

ナリスマシの権現みたいに

粋で

いとおしい




おかる


 

腸骨
明日は

世界は白いから


私の好きな陰の景色

六百秒もすれば黒から紫

紫から橙

やがて白く

陽の景色へ

望まない頬の紅潮

冷たい爪先

聞き慣れない足音

歩き慣れない白い道

一歩一歩踏みしめないと転んでしまう

転び続けた人生は

現在の自分となり

有り難みを感じれる

複雑な家庭、いじめっ子

暴言 暴力

潰れた心に

不甲斐ない自分

ありがとう

少しずつ

陽を染み込ませて

陰陽の調和をとる


引き寄せられた出逢いに感謝しつつ

三千秒で辿り着いた頃には…










おかる
ばなな
憧れの悪寒と熱で

幕開けた

2017年

布袋

東京は遠い街




おかる
ピザ
硝子の器

まっ平らに佇む白

銀色の匙ですくいあげ

滑らかに喉へすべらし

冷たく食道を通過

同時に

喉から鼻へ抜ける

獣臭


吐き気と共に迫り来る嫌悪感



そんな

平成二十七年度

ニッポンの祝日




おかる


う、
たった今

この刹那

一秒もあれば

おかる

過去に出来ちゃうもんね
先祖代々
仮初めって

疾走感満載で

疲れて

憑かれて

ゆっくり歩くのが難しくなるね


呼吸の在り方と

自分

嫌いなところ


全部

吐き出したい



おかる
浦崎
奪われていく余韻と

歩く矛盾

空理空論ばかりを追い求め

迎える孤独

幼少から変わらぬ孤立への耐性

人の輪への恐怖、嫌悪

キャベツが高価で嫌になっちゃう





おかる
病み三人
少し薄めの

新橋色に

白の猫を並べた模様で纏った脚

いつかの広島

岡山の礼

探した高松

腹黒い口実



恐ろしい速度で迫り来る忘却の恐怖

おぞましい速度で蘇る記憶


五感は時に激しく冴え渡り

とてつもなく重苦しい、激痛のはしる様な感情を

容赦なく産み落とし

激しく臓物を引き裂こうとするので


ひたすら涙を絞り出す以外

和らげる術が無くて


は、

和らげるは

和だ




おかる






蒟蒻畑
身体醜形

隣の芝生

凡才

無才

不細工面


歩み寄る陽に

侵食を広げる陰


崩れ落ちる自律神経

保てないバランス


聞こえない音

遮断される

自分と世間の境界

聞きたくない笑い声

見えない光と

見たくなかった輝き


熱をもつ眼球

押し寄せる

塩分を含んだ液体は

どこで生まれるの


日本の沈没

どさくさに紛れて沈みたい

最期の松前寿司を



おかる、